対馬の森が、
エネルギーになる。
未来になる。
対馬の森が、
エネルギーになる。
未来になる。
株式会社エネルギーエージェンシーつしまは、島の森林資源を活かした木質バイオマス熱供給で、対馬の林業振興・地域経済循環・脱炭素社会の実現に取り組んでいます。
長崎県対馬市は、九州と朝鮮半島の間に浮かぶ国境離島です。島の89%が森林に覆われ、ツシマヤマネコをはじめとする固有の生態系を持つ自然の宝庫。古代から日本の玄関口として栄え、独自の歴史と文化を育んできました。
しかし戦後造成されたスギ・ヒノキの人工林が伐採適齢期を迎えながらも、低質材には出口がなく山に放置されています。適切な森林管理が行われなければ、生物多様性の喪失や土砂災害リスクの増大を招きます。木質バイオマスの活用は、こうした課題を解決する大きな鍵です。
事業概要
エネルギーエージェンシーつしまでは、バイオマスボイラを活用したESCO型の熱供給サービスを展開しています。ESCO型の熱供給サービスとは、設備投資・燃料調達・運転管理を全てエネルギーエージェンシーつしまが担うフルサービスで熱を供給する仕組みです。施設側は設備投資の負担がなく、設備の管理の心配もせずに、使用に応じた「熱料金」を支払うだけで安心して木質バイオマス由来の”熱”を利用することができます。
地域経済はしばしば「穴の空いたバケツ」に例えられます。これは、外部から得た収入や公的資金が地域に入ってきたとしても、その多くが域外へ流出してしまう構造を指しています。このような状態では、地域内部に資金が十分に蓄積されず、経済の活性化にはつながりにくくなります。
とりわけエネルギー関連の支出、たとえば石油や天然ガス、電力といった分野では、地域外の事業者に対する支払いが中心となるため、気づかないうちに大きな資金流出が生じています。
このような状況を踏まえると、地域からの資金流出を抑制する取り組みと同時に、地域内でお金が循環する仕組みを構築することが重要です。資金の循環が地域内で強まることで、経済の持続性や活力の向上が期待されます。
New Economic Foundation 「Pligging the Leaks」より
対馬市は、
日本有数の森林離島である一方で、地域エネルギーの多くを化石燃料に依存しており、年間約40億円もの燃料代金が島外へ流出しています。
ESCO事業の導入により、
省エネルギー化と地域資源の有効活用を推進することで、 年間約460tのCO₂削減を実現し、脱炭素化に貢献します。
さらに、エネルギー支出の域内循環を促進することで、年間約2,500万円の経済循環効果を創出し、地域経済の活性化にもつながります。